コラム:業種と職種の違いを理解して要望にぴったりの求人を探そう!
投稿日 : 2019.08.27
転職活動をしていると、「業種」と「職種」という言葉が出てきますが、これらの言葉の違いやそれぞれの意味をご存知でしょうか。
本記事では、「業種」と「職種」の違いや意味を解説したうえで、上手に活用していく方法をお伝えしていきます。
目次
業種と職種はそれぞれどのような意味の言葉で、どのような違いがあるのでしょうか。
業種とは「会社や個人が営む事業の種類」を指し、業界と呼ばれることもあります。
たとえば、転職サイトリクナビNEXTの場合、以下の12の大分類で業種が分けられています。
大分類を選ぶと、次に小分類を選べるようになっています。
例えば、「不動産・建築系」であれば以下の4つの小分類から選ぶことができます。
転職サイトごとに分類の仕方が少し違うので、注意が必要です。
一方、職種とは「仕事の種類」を表します。業種と同様、転職サイトにより分類が異なっていることがあります。
こちらもリクナビNEXTの分類を例に出すと、以下の14の大分類に分かれます。
いずれかの大分類を選択すると、中分類が出てきます。たとえば営業の中分類は、以下のように分けられています。
さらに、「企画営業・法人営業・個人営業・MR・その他営業関連」を選ぶと、以下の小分類が出てきます。
業種と職種の違いについて理解したら、求人を探す際にそれぞれを掛け合わせて自分にぴったりの企業を見つけることに挑戦してみましょう。
実際に検索して企業を探す前に、まずは自分自身の経験職種と業種を明らかにしましょう。
電気関連のメーカーで、既存顧客へのルート営業をしているのであれば、
となります。複数の会社の経験がある場合にも、同様に分類しておきましょう。
過去に転職した経験があるのであれば、過去の経験職種についても同様にします。
また、「営業がメインだったけれど、事業企画も任されていた」という場合には、以下の2つの職種を「経験職種」とすることもできます。
今(または過去)の仕事の経験を活かして転職をする場合は、経験のある「職種」で検索して、気になる「業種」で絞り込んでいきます。
たとえば、電気系メーカーの営業職として働いているが、不動産業界の営業職への転職を考えている場合。リクナビNEXTでは、以下のように検索します。
経験のない業界の場合には仕事内容が曖昧なことが多いため、あえて小分類まで絞らず「中分類」「大分類」まで絞った状態で検索をするのがおすすめです。
好きな商品やサービスがあり、そうした企業への転職を希望しているのであれば、該当の業種で検索し、経験のある職種やできそうな職種で絞り込んでいくとよいでしょう。
たとえば、メーカーで経理の仕事をしているが、住宅の仕事に携わりたいという理由で求人を探している場合。リクナビNEXTでは以下のように検索するとよいでしょう。
最後に、今とはまったく違う仕事がしてみたいという場合をご紹介します。
興味のある職種すべてにチェックを入れて「未経験者歓迎」にチェックを入れます。
その上で、業種を絞り込むと企業を探しやすくなります。
たとえば、アパレルの販売員として働いているけど、ジムの仕事にチャレンジしたい場合。まったく経験のない経理職への転職を検討しているのであれば、リクナビNEXTでは以下のように検索します。
上記のように検索すれば、未経験の職種であっても未経験者歓迎のみの求人に絞り込むことができます。
業種と職種の違いやそれぞれの意味、それらを活用して求人を検索する方法についてお伝えしました。
まずは自分の経験業種、職種の棚卸をすると共に、本記事でご紹介した検索方法を活用して希望の求人を探すことで、効果的に自分の要望にあった企業を探すことができるでしょう。
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