コラム:転職が有利なのはいつ?様々な視点から転職に最適なタイミングを紹介
投稿日 : 2019.07.04
転職を「今したいから」などの気分や「30歳になる前に」など、自分の都合だけで行っていないでしょうか?
実は転職活動をするのには、適したタイミングと適していないタイミングがあります。転職を成功させるには、適切なタイミングを考えた上で、行動をすることが必要です。
不動産業界を中心に、転職するベストな時期をご紹介していますので、今後の転職活動の参考にしていただければと思います。
目次
まずは、求人市場全体の動向から転職に適したタイミングを考えてみたいと思います。
求人数には波があり、2~3月と9~10月に増えます。これは上期が4月、下期が10月に始まる会社が多いためです(つまり、決算が3月の会社が多いというわけですね)。
新しい期を迎える前には、戦略が策定され、それに伴って必要な人材が明らかになります。社内に必要な人材がいなければ、採用するしかありません。というわけで、2~3月と9~10月に求人数が増えます。
逆に、求人数が少なくなるのは6月と年末年始(12月〜1月半ば)です。6月の時点では新卒採用や2〜3月に採用した中途入社者で人材が充足している場合が多く、年末年始は求職者も「休みモード」になるため、動かなくなるからです。
求人数が多ければ、それだけチャンスも増えることになります。しかし同時に、転職活動をする人の数も増えるため、競争を勝ち残るのが難しくなります。
スキルやキャリアに自信がない方は、あえて求人数の少ない時期を狙って転職活動をするのも戦略です。
続いて、不動産業界へ転職するのに適したタイミングについて見ていきましょう。
国内の引っ越しのデータを見てみると、3月がダントツに多いのが分かります。理由は、大学の入学や就職です。また、3月に新しい部署に転勤になることも多く、社会人も大移動をします。
そのため不動産業界では、引越し前の1〜3ヶ月間が忙しくなります。1月の年始明け早々から広告を出し、2月からは来店した顧客の対応に追われます。
3月には契約と物件の引き渡しで大忙し。3月に限っては休みがほとんど取れない、という不動産会社も多いようです。というわけで、不動産業界は1~3月が繁忙期と覚えておきましょう。
参考:https://www.apple-hikkoshi.co.jp/wp/wp-content/uploads/2017/12/210101.png
繁忙期は、営業担当者が外に出ていることが多くなります。中小企業の場合、営業担当が面接官を兼務しているケースがほとんど。そのため、営業担当者が外に出ている時間の長い1~3月は面接のスケジュール調整が難しくなります。
面接の日程調整に戸惑うと、お互いにモチベーションが下がり、転職には悪影響が出るので気をつけましょう。
上記の理由から、不動産業界に転職するのであれば、繁忙期を避けた4~10月がいいようです。3月ごろから準備を始め、4月から本格的に転職活動を始めれば、余裕を持って転職活動ができるでしょう。
求人市場や企業側の視点だけでなく、求職者側=自分にとっても適切なタイミングを考えて、転職活動をすることが大切です。
考えるべきことは、主に以下の3つです。
仕事は人の縁でできています。できれば退職する会社での人間関係を壊さないためにも、迷惑をかけずに円満退職できるのがベストです。そのためにも、繁忙期を避けて退職しましょう。
また転職を考え始めたら、自身の業務の切れ目を把握しておく、後任者を育てておくなどの配慮が重要です。既に長期プロジェクトに参加している場合には、上司に相談して退職しても穴があかないようにすることも忘れずに。
とはいえ、退職の相談は少なからず信用を失う可能性があるので、後戻りしない覚悟が必要です。
転職をするにしてもボーナスはしっかりもらいたいもの。できれば「ボーナスもらい逃げ」と思われないタイミングで退職を申し込みたいものです。
そのためには、ボーナスをもらってから1~2週間後に退職願・退職届を出すようにしましょう。ボーナス支給月の翌月か翌々月に退職し、次の会社に入社すれば、次の会社でもボーナスがもらえる可能性があります。
そのためにはボーナスをもらう月、もしくは前月に内定をもらうのがベストです。ボーナスが8月、12月の会社であれば、2~3月もしくは9~10月に転職活動を始めるのがおすすめです。会社によってボーナス支給のルールは違うため、事前に確認して計画を立てましょう。
結婚や出産などの大きなライフイベントは仕事にも大きな影響を与えます。もし出産を考えているのであれば、転職も計画的に行いましょう。もし転職をするのであれば、出産の1年前には次の会社に入社しておくべきです。
出産後の転職はハードルが上がります。時短勤務などの制度があっても認めてもらえるとは限りませんし、子育てしながら仕事を覚えるのはかなりの労力が必要です。
逆に、入社して1年かけて信頼関係を築いておけば、育児休暇もとりやすくなります。また、仕事での実績を出しておけば、育児休暇後の復帰もしやすいでしょう。
転職活動がうまくいかない理由の一つに「引き止め」があります。現在の会社にも気持ちよく送り出してもらうには、計画的に転職活動を進めることが必要です。
特に、責任のある立場の人、家族のいる人などは様々な角度から転職に最適なタイミングを考えてみましょう。
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