コラム:30代に必要な貯金額は?年代別の目標貯金額と貯金する方法を紹介
投稿日 : 2019.11.08
最近よく聞く「老後の資金が2000万円必要」という話。自分の貯金額を慌てて調べてみて、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
では、世間一般的に30歳くらいでは、どの程度の貯金があるものなのでしょうか?平均より少なかったとしても、心配はいりません。貯金を増やす方法も合わせてご紹介いたしますので、ぜひ、ご覧ください。
目次
まずは30歳代の平均年収と貯金に関するデータを見ていきましょう。
国税庁の調査によると、30代の平均給与は次のとおりです。
男 | 女 | |
30~34歳 | 470万円 | 315万円 |
35~39歳 | 528万円 | 314万円 |
dodaの調査による30~39歳の平均年収は次のとおりです。
年齢 | 平均年収 | ||
全体 | 男性 | 女性 | |
30歳 | 414万円 | 439万円 | 367万円 |
31歳 | 429万円 | 457万円 | 375万円 |
32歳 | 439万円 | 467万円 | 382万円 |
33歳 | 451万円 | 483万円 | 387万円 |
34歳 | 459万円 | 497万円 | 381万円 |
35歳 | 465万円 | 502万円 | 387万円 |
36歳 | 474万円 | 512万円 | 392万円 |
37歳 | 481万円 | 525万円 | 390万円 |
38歳 | 489万円 | 535万円 | 394万円 |
39歳 | 494万円 | 540万円 | 399万円 |
金融広報中央委員会のデータによると金融資産保有額の平均は次の通りです。
年代別 | 金融資産の 有無(%) | 1世帯あたり 金融資産保有額 (万円) | |
保有世帯 | 平均値 | 中央値 | |
全体 | 69.1 | 1,078 | 400 |
20歳代 | 54.7 | 184 | 0 |
30歳代 | 69.0 | 395 | 167 |
40歳代 | 65.0 | 588 | 200 |
50歳代 | 70.5 | 1,128 | 500 |
60歳代 | 70.7 | 1,509 | 650 |
70歳代 | 71.7 | 1,379 | 514 |
年間収入別 | |||
収入無し | 45.5 | 689 | 0 |
300万円未満 | 59.5 | 746 | 100 |
300〜500万円未満 | 70.2 | 982 | 350 |
500〜750万円未満 | 76.3 | 1,171 | 550 |
750〜1,000万円未満 | 84.3 | 1,665 | 1,035 |
1,000〜1,200万円未満 | 79.7 | 2,556 | 1,120 |
1,200万円以上 | 91.3 | 2,826 | 1,900 |
総務省のデータによると年収別の貯蓄額は次の通りです。
年間収入 | 貯蓄額 |
200万円未満 | 1,126万円 |
200~250万円未満 | 1,203万円 |
250~300万円未満 | 1,488万円 |
300〜350万円未満 | 1,543万円 |
350~400万円未満 | 1,794万円 |
400~450万円未満 | 1,636万円 |
450~500万円未満 | 1,709万円 |
500~550万円未満 | 1,546万円 |
550~600万円未満 | 1,434万円 |
600~650万円未満 | 1,580万円 |
650~700万円未満 | 1,524万円 |
700~750万円未満 | 1,719万円 |
750~800万円未満 | 1,537万円 |
800~900万円未満 | 1,616万円 |
900~1000万円未満 | 2,027万円 |
1,000〜1,250万円未満 | 2,248万円 |
1,250~1,500万円未満 | 2,906万円 |
1,500万円以上 | 4,410万円 |
収入と貯蓄の平均がわかったところで、年代別に貯めておくべき貯金額についても考えてみましょう。
病気や怪我、もしくは失業した時のために備えて1ヶ月分の生活費は貯めておきましょう。20代の後半になって収入が増えたら、3ヶ月の生活費を貯めておけるとベストです。貯金が十分にあれば、余裕を持って転職活動もできます。
30歳を過ぎたら、年収と同じ額を目標に貯蓄しましょう。ただし、30代の前半はその後のキャリアや人生の分岐点であり、転職や結婚など。貯蓄も大事ですが、節約ばかりではダメです。自分自身への投資も忘れずに行ってください。
30代も後半では、年収の1.5倍の額を貯蓄できるよう計画を立ててみましょう。また、まとまったお金ができたら投資で効率的にお金を増やすことも考えるのもおすすめです。貯金するお金の一部をリスクの低い投資に当ててみてください。
収入が少ない30代のうちは、貯蓄を増やすといっても、なかなか難しいもの。そこで、節約に頼らない貯蓄法をご紹介したいと思います。
JCBの調査によると現金派の平均貯蓄増加額が34.2万円なのに対し、キャッシュレス派の平均貯蓄増加額は83.2万円という結果になりました。キャッシュレスにすることでお金への意識が高まることが理由だと考えられます。
そこでまずは、キャッシュレスサービスを開始することから始めてみてもいいかもしれません。すでにキャッシュレスサービスを利用している人は、自分にとって最適なサービスがないか改めて考えてみましょう。
貯金が苦手な方におすすめなのが、先取り貯金です。やり方はいたってシンプル。お金が入ったら先に貯金する分を別の口座に移し、余った金額で生活するだけでOKです。
普段使っている口座にお金が入っているとつい使ってしまう人も、別の口座に移してないものだと思えば、使いすぎる心配がありません。
さらに言えば、積立式定期預金がおすすめです。積立式定期預金とは、一定期間・一定の金額が自動で定期預金に組み込まれる仕組みです。自動で引き落としてくれるため、確実に積立を続けられます。
投資にはさまざまな種類がありますが、慣れていないのであれば、投資信託や確定拠出年金がおすすめです。大きくお金が増えることはありませんが、リスクが低いのが魅力です。企業年金やiDeCoで将来の年金を増やすのもいいでしょう。
30歳をすぎると大きなライフイベントを迎える人が多く、急にまとまったお金が必要になるケースもあります。いざという時に対応できるよう目標を決めて、毎月少しづつ貯金をしていきましょう。ただし、30代はキャリアの分岐点にもなるため、自分への投資も忘れずに行ってください。
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