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コラム:次世代のフリーアドレス「ABW」は何がすごい?

投稿日 : 2020.09.25

次世代のフリーアドレス「ABW」は何がすごい?

次世代のフリーアドレス「ABW」は何がすごい?

今働いているオフィスは本当に業務の効率を考えられたオフィスになっているでしょうか。近年、欧米では従業員の生産性を高めるワークスタイルとしてABW(Activity Based Working)という働き方が注目を集めています。日本でも徐々に認知されるようになり、様々なメリットを生み出しています。

今回はABWについて、どのような働き方なのか、どのようなメリットがあるのか紹介していきます。生産性の高い働き方について興味のある方は参考にしてください。

ABWとは

ABW(Activity Based Working)とは、オフィスもしくは自宅に、仕事のさまざまな活動(アクティビティ)に適したスペースを用意するワークスタイルのこと。従来のオフィスでは、固定された一つのデスクに一日中座って仕事をしていましたが、作業内容によって適した環境が違うのは当然です。

一人で集中したいときは個人ブースや自宅で働き、カジュアルなミーティングをするならソファでゆったりできるスペース、アイディア出しをするなら便利な設備が揃う部屋など、目的に合わせて働く場所を選べます。働く人ひとりひとりが自律的に時間の使い方や効率性を考えながら、場所を決められるのです。

オランダのコンサルティング会社Veldhoen + Companyが提唱したスタイルで、欧米をはじめ生産性を上げるオフィスのあり方として注目を浴びています。日本でも働き方改革に先進的な企業では、既に導入している働き方です。

ABWとフリーアドレスとの違い

日本でも以前から、自分の席を選べる「フリーアドレス」というワークスタイルが採用されてきました。フリーアドレスとは個人が固定のデスクを持たずに、フロア内にあるオフィスデスクの好きな場所を使って働けるスタイルです。自由に席を決められるという点ではABWとフリーアドレスは共通していますが、決定的な違いがあります。

フリーアドレスで選べるのは一般的にオフィスデスクのみですが、ABWでは働く人の活動に基づいてオフィスが作られているため、デスク意外の選択肢もあります。また、フリーアドレスは出社した際にその日使うデスクを選んで、一日中同じデスクを使いますが、ABWは作業ごとに場所を変えられます。例えば電話をするならデスクを離れて、音漏れしない電話用のボックスを利用するなど。

ABWはフリーアドレスよりもさらに柔軟に場所を選ぶことができるため、より効率的な働き方を実現できると言えるでしょう。

ABWのメリット

ABWを取り入れることは、企業にも従業員にも様々なメリットがあります。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

生産性が上がる

それぞれの作業内容に適したスペースを使えるため、仕事の生産性が上がります。個人の資料作りや集中したい場合には個人ブース、ミーティングをするなら機材が揃った部屋など、作業の効率を上げるためのスペースは、単なるデスクよりも仕事がしやすくなります。場合によっては、オフィスではなく家の方が仕事をしやすい場合もあるでしょう。会社によってはオフィスだけではなく、自宅もABWの選択肢に入れているケースもあります。

集中できる時間が確保できる

従来のオフィスデスクですと、集中したくても突然相談されたり用事を頼まれたりすることも少なくありません。また、隣の人が電話などをしていると、なかなか集中できないもの。ABWでは一人で集中するための個人ブースがあるため、誰かに邪魔されることなく集中できます。用事がある場合はチャットツールなどを活用して、コミュニケーションを円滑にできる仕組みも作りましょう。

ワークスペースの合理化

従来のオフィスですと、社員全員が座れるだけのデスクを用意する他に、ミーティングのスペースやフリースペースなども用意しなければなりませんでした。ABWなら生産性を考慮してワークスペースを整備するので、オフィスを合理的に使うことができます。場合によっては全員分のデスクが必要ないかもしれませんし、広すぎる会議室も要らなくなるかもしれません。無駄なスペースを作らないことで、家賃を削減したり、社員が本当に必要としているワークスペースを確保できるなどのメリットがあります。

優秀な人材が増える

仕事をしやすい快適なオフィスは、自然と人を集め離職率を下げる効果があります。働き方改革に先進的だというブランディングもできるため、より優秀な人材を採用できるでしょう。優秀な人材と一緒に仕事をすることで、さらにチームも成長し、より生産性の高い企業となっていくでしょう。

ABWの注意点

様々なメリットのあるABWですが、ただ形だけを取り入れても逆効果になる場合があります。ABWを取り入れる際には上司と部下の信頼関係を構築したり、実際に社員たちがどのように働いているのか調査したりする必要もあるでしょう。場合によっては、IT環境を整備したり、人事評価制度を整えなければいけないこともあります。形にとらわれず、「どうしたら社員たちが働きやすく、生産性を上げられるか」を考えてオフィスづくりをしましょう。

 

 

リモートワークが普及したことによって、様々な企業が働き方を見直す流れがでてきました。最近では日本でもABWを取り入れて、より働きやすい環境を整える企業も増えているので、これから転職活動をする方は、ABWを取り入れているかチェックしてみるのもいいでしょう。

 

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