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コラム:働き方改革で注目される「ワークシェアリング」とは?

投稿日 : 2020.09.25

働き方改革で注目される「ワークシェアリング」とは?

働き方改革で注目される「ワークシェアリング」とは?

一人分の仕事を複数人で行う「ワークシェアリング」が、日本で注目を集め始めています。以前から海外では取り入れられてきた、新しい働き方であり、日本の働き方改革の一つの解決策として期待されているのです。

今回はワークシェアリングとは、どのような働き方でどのようなメリットがあるのか紹介していきます。

ワークシェアリングとは

ワークシェアリングとは、それまで一人の従業員が行ってきた仕事を複数人で行うことで、一人あたりの負担を減らし、全体の雇用者数を増やす施策です。これにより一人でも多くの人が働く環境につけるため雇用が安定し、働きすぎによる過労死や疾病などのリスクを減らすことができます。

欧米を中心に一般的になりつつある働き方ですが、ここ数年日本でも導入を始める企業が増えつつあります。厚生労働省は、ワークシェアリングを4つの類型に分けているので、それぞれ見ていきましょう。

雇用維持型(緊急避難型)

1つ目は、一人あたりの働く時間を短縮することで、雇用を維持するために取り入れるケースです。企業の業績が悪化すると、人員を削減することで固定費を減らす企業も多いですが、ワークシェアリングなら人員を削減することなく固定費を減らせます。

例えば、従業員10人の会社が業績悪化により、2人分の人件費をカットしなければならなくなったとします。そのような場合は、全従業員の人件費を20%カットし、一人分の仕事量も減らせば人員を減らさなくても大丈夫です。従業員を減らすと、業績が回復したときに改めて採用活動をしなければなりませんが、人員を減らさなければ採用活動をしなくても元に戻ることができます。

雇用維持型(中高年対策型)

中高年の雇用を確保するために、中高年従業員の労働時間を短縮して多くの雇用を維持するケースです。定年延長や再雇用等による60歳移行の雇用延長対策としての取り組まれるケースがよく見られます。

今の時代は、定年を迎えたからと言って、働かずに生きていくのは簡単ではありません。60歳を迎えても仕事を探している方も多いのです。企業としても、経験とスキルをもった中高年層を時短で雇用することで、社内のスキルアップを狙っているケースもあります。

雇用創出型

失業者に新たな就業機会を提供することを目的として、労働時間を短縮する代わりに多くの労働者に雇用機会を与えるケースです。社会から長く離れていた方でも、短時間勤務から始めれば徐々に社会に復帰できることが期待できます。企業としても地域の失業者を減らすし、一人でも多く採用するためにワークシェアリングを取り入れるケースがあります。

海外では、国家単位で失業者を減らすために行われることもあり、企業負担や労働者の賃金低下を緩和するために政府による女性が行われることも。一方、企業では高齢者の労働時間を短縮して、その分若年層を雇用する制度も見られます。

多様就業対応型

多様な働き方を実現するために、フルタイム以外の時短労働者を採用するケースです。パートタイムの方などを採用することで、フルタイムの従業員を採用するよりも多くの人員を採用できます。例えばフルタイム人員を2名雇う場合、1日4時間働いてくれる人なら4名雇って仕事を分散させられます。

人材が増えることでマネジメントのコストは増えますが、多様な人材を採用することで、これまでにないイノベーションが生まれるかもしれません。また、採用力が弱く正社員を採用できない企業でも、時短勤務者をワークシェアリングさせるケースがあります。

ワークシェアリングのメリット

ワークシェアリングを取り入れることで、労働者にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

長時間労働の解消

一人あたりの労働時間が短縮されることで、体力を回復する時間に充てられます。特に高齢者の場合は、体力的にフルタイムで働くのが難しいケースもあります。労働時間を短縮することで、仕事と生活のバランスを保ち、健康的に働き続けられるでしょう。

社員の能力向上

労働時間が減ってできた時間で、自分の脳力を高めるために時間に使えます。勉強してキャリアアップも狙えますし、自分でビジネスを興し副業や起業するのも夢ではありません。会社としても従業員が能力向上すれば業績アップにつながるため、支援制度を用意しているケースもあります。

仕事と家庭の両立

介護や子育ての事情で、フルタイムで働くのが難しい方もいるでしょう。ワークシェアリングを実施している会社なら、短い時間でも働けるので、仕事と家庭の両立も難しくありません。企業によっては、時短勤務で採用した人材も、子育てが落ち着いたタイミングでフルタイムの正社員に登用するケースもあります。

 

 

ワークシェアリングは、これから日本でも普及していくことが予想されている働き方です。家庭の事情などで、フルタイムで働けなくなった方は、ワークシェアリングを取り入れている会社を探して転職活動をしてみてはいかがでしょうか。ライフスタイルの選択肢を広げることができるでしょう。

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