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コラム:スタンディングワークのメリット・デメリット、便利なアイテム

投稿日 : 2020.05.04

スタンディングワークのメリット・デメリット、便利なアイテム

スタンディングワークのメリット・デメリット、便利なアイテム

生産性の向上のために、名だたる企業が続々と導入している「スタンディングワーク」。海外では「座り過ぎは喫煙と同様に危険」とされており、長時間座って過ごす人はそうでない人に比べて死亡率が高いと言われています。立って仕事をすることにはどんなメリット、もしくはデメリットがあるのでしょうか。

この記事ではスタンディングワークのメリット・デメリットと、スタンディングワークに役立つアイテムを紹介していきます。

スタンディングワークのメリット

まずはスタンディングワークにどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

集中しやすい

座って仕事をしていると身体が安定しているため、すぐに休憩できてしまい、集中力が切れやすくなります。また、背中が温まりやすいため、眠くなる原因にも。立ったまま仕事をしていると姿勢を維持するために緊張感が生まれる他、「区切りのいいとこまで進んだら座って休憩しよう」とメリハリができて集中しやすくなります。

姿勢がよくなる

座った状態は猫背になるなど姿勢がくずれがちです。猫背は肩こりの原因になりますし、座っている状態は腰に負担がかかるので腰痛の原因にもなります。身体の節々の痛みは集中力をきらす原因にもなるため、パフォーマンスを下げる原因に。姿勢がよくなれば呼吸もしやすくなり、より集中しやすくなるでしょう。

抗重力筋が鍛えられる

私たちは地球上にいる限り、常に重力にさらされています。重力に逆らって姿勢を保つための筋肉が抗重力筋です。座っていても抗重力筋は使われていますが、立っている方がより広く強い負荷がかかり鍛えられます。抗重力筋を鍛えることで、代謝が上がりたるみの予防にも繋がります。

食後の眠気が抑えられる

食後に眠くなるのは、血糖値が急上昇した後に急降下する「血糖値スパイク」によるもの。血糖値が急降下すると眠くなるだけでなく、やる気が起きなかったり頭痛が起きるなどの症状も。立っていると座っているのに比べて、血糖値スパイクを防ぐことができ、午後の気だるさを抑えてくれます。

長時間のスタンディングワークのデメリット

健康的なメリットが多いスタンディングワークですが、立ちっぱなしは座りすぎと同じくらい危険です。次のようなデメリットがあるので、座って休憩したり簡単なストレッチやエクササイズを定期的に行いましょう。

足が疲れる

立っていると座っているよりも足に負担がかかるため、疲れがたまります。「疲れたから早く仕事を終わらせよう」と思わせる効果がある反面、疲れすぎると作業効率が落ちてきます。続けていれば身体も立っていることに慣れてきますし、疲れている時は身体のケアを忘れないようにしましょう。

姿勢が悪いと肩こりや腰痛の原因に

立っていても姿勢が悪ければ肩こりや腰痛を引き起こします。猫背になったり片方の足にずっと体重をかけていると、骨格がゆがんできます。できるだけ姿勢を意識することも大事ですが、定期的に背伸びをしたりつま先立ちをして、身体の力を抜くのを心がけましょう。

スタンディングワークに便利なアイテム

最後にスタンディングワークをするのに揃えておきたいアイテムを紹介していきます。最近はスタンディングワークが注目されたことによって、様々なアイテムが発売されているので自分に合ったアイテムを探してみましょう。

スタンディングデスク

スタンディングデスクとは、立ったまま仕事ができるよう設定されているデスクのことで、「机タイプ」のものと一般的な机の上に置いて使う「机上タイプ」があります。机タイプは天板の高さが固定されているタイプと、高さを調整して座っても仕事ができるタイプがあり、多少値は貼りますが調整できるタイプがおすすめです。疲れた時に、座って仕事ができるようにもしておきましょう。高さの調節方法も「手動タイプ」に「ガス圧タイプ」「電動タイプ」があります。高さを調整するのが面倒な方は、多少値段が高くでも電動タイプがおすすめです。

体圧分散マット

長時間立っていると、足裏や足首を痛めることがあります。体圧分散マットを敷いておけば、身体に掛かる負担を分散させてくれるため、疲れにくくなるのでおすすめです。耐圧分散マットの他にも、バランスボードを利用すると姿勢が固定されないため、身体への負担を減少させてくれます。スタンディングワーク用のバランスボードなら、揺れも少なく集中しながらバランスがとれるので、肩こり腰痛の予防にもなります。

タイマー

生産性を上げるために25分集中して5分休憩するという「ポモドーロ・テクニック」という時間管理術があります。スタンディングワークにも、このポモドーロ・テクニックを利用すると身体への負担を大きく減らせます。集中してしまうと長時間立ったまま仕事をしがちなので、一定時間働いたら休憩を挟むようにしましょう。スマホでもPCでもいいのでタイマーをセットして、時間を区切って仕事をしてみてください。集中力も続いて生産性も上がるでしょう。

 

スタンディングワークは、世界の有名企業がこぞって取り入れているワークスタイルです。いきなり机を変えるのは難しいかもしれませんが、机の上に置くタイプのスタンディングデスクなら取り入れやすいはず。仕事の生産性を高めたいと思うことは、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

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