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コラム:コロナの影響で都心離れ?自分にとって住みやすい街の探し方とは

投稿日 : 2021.02.25

コロナの影響で都心離れ?自分にとって住みやすい街の探し方とは

コロナの影響で都心離れ?自分にとって住みやすい街の探し方とは

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが普及したことにより、人々の住む場所に大きな変化が起きました。関東圏では、これまで都心で働くことを想定して都内がランキング上位を占めていました。しかし、在宅勤務により会社へのアクセスを考慮する必要がなくなったことで、郊外エリアが軒並みランクアップしたのです。

仕事をしていく上で、住みやすい街を探すのは非常に大切です。今回は首都圏の「借りて住みたい街」ランキングでトップに輝いた本厚木がどんな街なのか、自分にとって住みやすい街を探すにはどうすればいいか紹介していきます。

今最も住みたい街として注目を集める「本厚木」

不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」が2021年2月9日に「2021年住みたい街ランキング」を発表しました。首都圏の「借りて住みたい街」のランキングを見ると、1位に輝いたのは前年4位だった「本厚木」(神奈川県)です。逆に4年連続1位だった池袋が5位に後退し都心離れが起きていると言われています。

その理由として、新型コロナウイルスの影響で仕事や学校が「テレワーク」や「オンライン授業」といった「ステイホーム」型の生活様式が定着したことが挙げられます。比較的住み替えしやすい郊外への関心が高まり、総務省が発表した住民基本台帳人口移動報告を見ても2020年の東京都への転入超過数は約3.1万人と2019年の約8.3万人から62.5%も大幅減少しています。

1位に輝いた本厚木は、新宿駅まで乗り換えなく1時間でアクセスでき、丹沢山系など豊かな自然環境があるため、自然と都市が調和しているのが特徴です。家賃相場は1LDKで6万8890円(LIFULL HOME’S、20年)と、都内と比べて安いのも人気の一つです。

住みやすい街の探し方

コロナ禍に自分の生き方・働き方を見つめ直し引っ越しを考えた方は少なくないはずです。今後リモートワークが普及すれば仕事によって住む場所を縛られることもないため、自分で住みたい場所を自由に選べます。

では職場を抜きに考えた場合、住みやすい街はどのように探せばいいのでしょうか。住みやすい街の基準をいくつか紹介するので、自分にとっての住みやすい街を探す参考にしてください。

女性にとっての住みやすい街

女性にとって街選びで重要なのが「治安の良さ」です。歓楽街が近くにあったり、家の近くに街灯がない街では、夜に一人で出歩くのが不安になります。また、死角の多い場所や空き家が多い場所も犯罪の温床になりやすいです。

治安の良さを測るには、コンビニの本棚をチェックするという方法があります。コンビニの本棚には「そのコンビニを利用する客層と属性」が表れます。例えば女性誌が多いコンビニは、女性客がよく訪れることがわかります。一般的に女性誌は雑誌コーナーの2割程度と言われているので、それより多いかどうかを一つの基準にしてもいいかもしれません。

実際に女性雑誌が2割以上おいてあるコンビニの近辺は犯罪件数が少なく治安が良い傾向があるそうです。

子育て世帯にとっての住みやすい街

子育て世帯の街選びのポイントは、公園や児童館など、子どもがよく利用する施設が多いかどうかです。単純に数や立地だけを見るのではなく、実際に足を運んでみると清潔に保たれているか、本当に利用されているのか分かります。

また、街を歩いてみて親や子ども優しい作りになっているかも重要なポイントです。商業施設などで子どもと一緒に休める場所があるか、子どもを乗せられるショッピングカートがあるかなどを見ると、子育て世帯が多いかどうかがわかります。

また自治体による医療費の助成や育児サービスもチェックしておきましょう。街によって経済的負担が大きく違うため、育児負担を軽くするのに重要なポイントです。

共働き世帯にとっての住みやすい街

共働き世帯にとって働きやすい街とは、時間に縛られず活動できる街です。例えば仕事が遅くなっても困らないよう、遅くまでやっているスーパーなどがあるといいでしょう。また、夕食の準備ができない時も気軽に利用できる飲食店もあると尚良いです。

また、共働きでかつ就学前の子どもがいる家庭なら、託児施設が近くにあるか、待機児童がいないかなども大きなポイントになります。何時まで施設が開いているのかもチェックしておきましょう。

災害対策も要チェック

東日本大震災以降、住みたい街の条件として優先順位が高いのが防災です。日本に住んでいる以上、災害を割けられる地域はありません。しかし、災害にさらされるリスクに差があるため、自分と家族を守るためにも災害リスクの小さな街を選びましょう。

災害に強い街を知るのに便利なのが、国土交通省が運営する「重ねるハザードマップ」です。場所を入力するだけで「洪水」「土砂災害」「津波」のリスクが分かります。どんなに便利でも災害リスクが高くては安心して住めないので、必ずチェックするようにしてください。

新型コロナウイルスの影響で、「住む場所」への意識が大きく変わった方は少ないでしょう。同じ家賃でも、場所が違えば部屋の広さも変わります。地区が変われば自治体の援助も変わります。自分にとって住みやすい街とはなんなのか、これを機に考えてみてはいかがでしょうか。

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