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コラム:賢い転職活動に必要な「市場価値」。上げる方法は?

投稿日 : 2020.05.29

賢い転職活動に必要な「市場価値」。上げる方法は?

賢い転職活動に必要な「市場価値」。上げる方法は?

転職を考えている方の中には、転職市場において自分がどれくらい価値があるのか「市場価値」が気になる方も多いでしょう。会社において評価の基準は異なるため、市場価値で転職の可否が全てが決まるわけではありませんが、自分の市場価値を知っておけば賢い転職活動が可能になります。

今回は自分の市場価値を知る方法と自分の知市場価値を知っておくべき理由、そして市場価値を上げる方法を紹介していきます。

市場価値とは

転職をしているとよく耳にする市場価値という言葉ですが、簡単に言えば「企業からどれだけ必要とされている人材か」ということを意味します。企業の採用ニーズへのマッチ度で表されるため、業界や業種、時代や年齢など様々な要素が絡み合って構成されます。そのため、一概に数値化するのは難しいですが、「企業があなたにいくら払ってでも採用したいか」つまり年収があなたの市場価値と言えるでしょう。

ただし、現在の年収があなたの本当の市場価値とは限りません。もし自分の市場価値を知りたいのであれば、転職エージェントに相談するのがいいでしょう。これまでに何人もの転職をサポートしてきたキャリアアドバイザーであれば、あなたの転職市場での価値を細かく分析してくれるはずです。最近ではキャリアアドバイザーの知見を参考にした「市場価値診断ツール」もあるので、気軽に市場価値を把握したい方にはおすすめです。

市場価値を把握しておいたほうがいい理由

なぜ自分の市場価値を理解しておく必要があるのかというと、現在の社内の評価が必ずしも転職市場での評価と一致するわけではないからです。現在、社内の評価が高かったとしても社内フローに精通しているだけで、社会では成果をあげられない可能性もあります。そのことに気づかずに転職活動をしてしまうと、様々な不利益が考えられます。2つのパターンに分けて考えてみましょう。

自分の市場価値を実際より高く見積もっている場合

自分の市場価値を高く見積もっていると、転職後の給与や待遇を高望みするあまり、時間をかけても転職が決まらないことが想定されます。「自分ならすぐに転職先が見つかるだろう」「いい待遇で採用してもらえるだろう」と思っていると、思ったように転職活動が進みません。それで自分の市場価値を見直せればいい機会になりますが、もしも勇み足で先に会社を辞めてしまった場合、選択の余地なく年収も待遇もダウンすることになります。転職活動を行う際には客観的に自分を判断することが必要です。

自分の市場価値を実際より低く見積もっている場合

自分の市場価値を低く見積もっていると、チャンスを逃してしまうことになります。転職すればもっと年収や待遇がアップするのに、「自分はこんなものだ」と思って自分を安売りしてしまいます。もちろん今の会社に愛着があって転職をしないケースもありますが、中には「今の会社にいるのは嫌だけど、転職できる気もしない」と思って疲弊してしまっている方もいるでしょう。あまり謙虚すぎても自分を苦しめることになるので、まずは自分の価値を理解することが重要です。

自分の市場価値を上げる方法

自分の市場価値を上げるにはいくつか方法がありますが、代表的なものを見ていきましょう。

専門スキルを磨く

専門スキルを持っている人は、代えが聞かないため市場価値が上がりやすいです。企業やポジションによってはスキルを持っていることが応募条件になっていることもあります。現在している仕事が嫌いでなければ、周りが真似できないほどスキルを高めてみましょう。ただし、専門スキルが求められるシーンは限られるので、自分のスキルがどんなシーンで活躍されるのかを把握しておきましょう。また、技術の進化によりスキルのニーズが目減りしていく可能性もあるので、社会の波を読みながらスキルを磨くことも必要です。

成果をあげた実績

スキルがあることを証明するために、目に見える実績を持っておきましょう。数値で表せられるデータや、賞を受賞した経験などは市場価値に換算しやすいです。華々しい実績だけでなくとも、自分がこれまでどんな仕事をしてきたのかうまく伝えられるだけでも市場価値は上げられます。相手が分かりやすいようにポートフォリオなどにまとめるのもおすすめです。

チャレンジした経験

成功・失敗に関わらずチャレンジした経験は市場価値をあげます。成功すれば実績になるため市場価値が上がるのは当然ですが、仮に失敗したとしてもチャレンジしたこと自体に価値があるのです。これからの時代は数年後の社会も予想できないほど、社会の変化が激しく成功するセオリーはありません。そんな中で大事なのは、新しいことにチャレンジする姿勢です。企業は失敗してもチャレンジした経験を持っている人を高く評価しています。

 

客観的に自分の市場価値が分かっていないと、独りよがりな転職活動をしてしまいうまくいきません。自分の市場価値はどれくらいなのか、どんな場所で高くなるのか把握して、賢い転職活動を行いましょう。

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