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コラム:【志望動機例文つき】販売からリフォーム営業に転職する際の履歴書の書き方

投稿日 : 2019.05.21

【志望動機例文つき】販売からリフォーム営業に転職する際の履歴書の書き方

リフォーム業界はこれまで「補修・補強」のイメージが強かったですが、最近では若い世代にリノベーションが人気で、ニーズが多様化しています。生活に密着した仕事のため、やりがいも大きく、他業界から転職する方も少なくありません。

では、リフォーム業界ではどんな経験やスキルが活きるのでしょうか。今回は販売の仕事でリフォーム営業に活かせるスキルや経験、履歴書の志望動機の書き方を紹介します。

リフォーム営業で活かせる販売の経験・スキル

まずはリフォーム営業で活きる、販売職のスキルや経験を紹介していきます。

雑談力

不動産の営業の中でも、売ろうとすると売れないのがリフォームです。リフォーム業界は悪徳業者がはびこっていた時代が長く続いていたため、世間的に印象が悪いのです。

そのため、いきなりリフォームの話をするよりも、雑談の中からお客様の悩みなどをヒアリングし、的確な提案をしていく力が求められます。前のめりになりすぎると敬遠されるのは、販売職と似ているかもしれません。

クレーム対応能力

リフォーム営業はクレームの多い仕事です。一時期は「リフォーム業界はクレーム産業」とまで言われたほどです。

一見ネガティブなクレーム対応ですが、クレームをしっかり処理できれば、お客さまの信頼を勝ち取るチャンスにもなり得ます。販売を通して、誠実にクレーム処理をしてきた方にとっては、大きなチャンスになるかもしれません。

精神力

先述した通り、リフォーム営業は社会的なイメージが悪いこともあり、営業の中でも精神的につらい仕事かもしれません。しかし、長くひとつの家に住んでいればリフォームは必ず必要になります。そのため、しっかり提案すれば契約に至ります。

ですが、契約を結ぶまでは何度も断られます。販売で何度も断られた経験のある方であれば、精神的なタフさが鍛えられているはずです。

販売からリフォーム営業に転職する際にアピールすべきポイント

続いて、販売経験者がリフォーム業界に応募・転職をする際に、アピールすべきポイントについて見ていきましょう。

お客さまとのコミュニケーションで心がけていたこと

リフォーム営業は契約時点では、まだ商品が存在しないため、いかにお客さまに信頼してもらえるかが営業の肝になります。

販売は一期一会ということもありますが、何年も継続して購入をし続けてくれたお客さまがいる場合には、大きなアピールポイントになります。

クレーム対応で心がけていたこと

リフォーム営業をしていれば、クレーム処理は避けられません。クレーム処理の仕方一つで、お客さまの信頼を失ってしまうか、逆に味方になってくれるかが分かれます。

販売の経験の中で、クレーム処理の経験のある方、特にクレーム処理でお客さんに信頼してもらえた方は、その経験やスキルをアピールしましょう。

インプット・情報収集の仕方について

リフォーム営業をするのに必要な資格はありませんが、さまざまなお客さまのニーズに応えるためには、幅広い知識が必要になります。インプットが増えれば、それだけ提案の引き出しも増えるため、営業の幅も広がるでしょう。

そのため、リフォームの営業マンは仕事をしながらも常に勉強を欠かせません。新しいことへの興味や積極的に学ぶ姿勢があれば、大きな強みになります。

販売からリフォーム営業に転職する際の志望動機例文

志望動機例文(1)28歳、男性、アパレル販売(正社員)の場合

アパレルの販売を通して、照明や壁の素材が変わるだけで、人に与える印象がどれだけ変わるのか実感してきました。リフォームによって、お客様の生活の基点である居住空間を、より過ごしやすい空間にしたいと思っています。また商業施設の最適化がしてみたいと思い、リフォーム業界に興味を持ちました。その中でも、貴社は住宅だけでなく、店舗を始めとした、商業施設のリフォームも行っていることに魅力を感じました。

また、積極的に新しい素材やトレンドを取り入れている貴社であれば、お客様に最適な提案ができると思ったことも志望した理由の一つです。販売員時代に培ってきたコミュニケーション能力を、ぜひお客さまの課題を解決するために活かせればと思います。

志望動機例文(2)24歳、女性、雑貨店の販売スタッフの場合(アルバイト)

貴社を応募した理由は、古民家や町家の再生に積極的に取り組んでいるためです。私の地元には今でもたくさんの古民家や町家が残っており、愛着を感じています。そのような古民家を次の世代にも残せる仕事がしたいと思い、リフォーム業界に興味を持ちました。もちろん古民家に限らず、生活の基礎である住宅を快適にすることで、お客さまに貢献したいと思っています。

販売の仕事では、しっかりコミュニケーションを取りながら、常連のお客さまを増やしていくことを心がけていました。その経験をリフォーム営業でも活かしたいと思います。

リフォーム営業は目に見えるものを販売するわけではないため、いかにお客さんに信頼してもらいながら、提案していくが非常に重要になります。ちょっとしたコミュニケーションミスがクレームにも繋がってしまいますが、お客さまと近い距離で営業したい方にとっては、やりがいのある仕事と言えるでしょう。

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