コラム:不動産事務職の具体的な仕事内容は?会社の規模や業種による違い
投稿日 : 2019.07.23
不動産事務職への転職を考えている方は、会社の規模や業種によって仕事の内容が大きく変わることをご存知でしょうか。
そこで本記事では、不動産事務職について会社の規模(大手 or 中小)や業種(売買仲介 or 賃貸仲介)ごとの仕事内容をご紹介します。
また、どのような人が不動産会社での事務職に向いているかについてもお伝えしていきたいと思います。
目次
不動産事務と一口に言っても仕事内容はさまざまで、業種や会社の規模によって違いがあります。
基本的に、中小企業程仕事の範囲が広く、大企業になるほど狭くなります。
特に中小企業の場合、一般的なお茶出しや銀行での記帳以外に、営業担当の代わりに案内をしたり、電話でのクレーム対応などをすることもあります。
一方、大企業の仕事の範囲は狭く、送金手配や営業などへの電話の取次ぎなどに特化して仕事に取り組みます。
範囲が狭い=プロフェッショナルとなることが求められると言えるでしょう。
中小の不動産会社における事務の仕事内容には以下のようなものがあります。
中小の場合、少数で仕事を回しているため、事務職と言えど営業のかなりの部分をサポートすることがあります。
ただし、実際にどんな仕事をするのかは会社によって変わります。
大手不動産会社における事務職の仕事には、以下のようなものがあります。
上記のような仕事をメインで行いますが、会社の信用や法令順守の観点から事務の仕事をプロフェッショナルにこなしていく必要があります。
売買仲介会社と賃貸仲介会社でも、事務職の仕事は異なります。
売買仲介会社での事務職の仕事には、以下のようなものがあります。
一方、賃貸仲介では以下のような仕事があります。
一般的に、売買仲介は大きなお金が動きますし、さまざまな知識が求められますから、事務職の方が代わりに案内をするといったことはほとんどありません。
一方、賃貸仲介の場合、案内代行の他、家財保険の手続きや簡単な入居申込の受付などを行うこともあります。
不動産事務の具体的なお仕事についてお伝えしましたが、それでは、どのような人が不動産事務の仕事に向いているのでしょうか?
不動産事務の仕事では、Webに物件情報を登録するなど間取り図を見る機会が多くあります。
また、物件の管理のために部屋や建物の清掃にいったり、場合によっては案内を代行したりすることもあります。
こうした仕事は、間取り図を見ているのが好きな人や不動産(建物)が好きな人の方が、楽しく取り組めるでしょう。
送金作業や経理作業、契約書作成業務など、不動産事務のお仕事は細かい作業が多いもの。
そうした細かい作業が得意であればあるほど、仕事としての評価も得られやすいと言えます。
不動産事務職の仕事の多くが、営業職の方のサポートとなります。
そのため、自分が矢面に立って契約を勝ち取るより、営業職の方をサポートして感謝されることにやりがいを感じられる人におすすめです。
不動産事務の仕事は自分一人では完結しない仕事がほとんどです。
事務職同士はもちろん、営業担当と連携することも多く、何かとチームワークが求められます。
このように、チームで仕事を進めることに抵抗がない(できれば得意)という人が向いています。
不動産事務を他業界の事務と比較すると、体力が必要とされることが少なくありません。
特に賃貸仲介の事務職の場合、繁忙期にもなると電話対応~物件登録~案内代行~契約書作成~入居申込受付など次から次へと仕事をこなしていく必要があります。
上述の通り、不動産事務ではさまざまな仕事をこなす必要があります。そのため、臨機応変に対応していく必要があります。これは特に、中小企業や賃貸仲介会社で強い傾向です。
逆に、大企業や売買仲介会社の場合は、事務のプロフェッショナルとして活躍することができます。
不動産事務の仕事内容は、会社の規模や業種によって大きく異なります。
まずは自分自身がどんなことに楽しみを見出し、また、どんなことであれば人よりうまく取り組めるかについてしっかり分析した上で、より自分に合った会社の規模や業種を選ぶようにするとよいでしょう。
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