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コラム:ついブラック企業に転職してしまう人の特徴

投稿日 : 2021.07.16

ついブラック企業に転職してしまう人の特徴

ついブラック企業に転職してしまう人の特徴

ブラック企業に入社したいという人はいません。しかし、今でもブラック企業が存在し、問題に上がっているのはブラック企業に入社してしまう人がいるからです。入社してから「こんなはずじゃなかった」という人は、なぜ転職活動中にブラック企業に気づかないのでしょうか。

今回は、ブラック企業に入社してしまう人の特徴を紹介していきます。今回紹介する特徴に当てはまる人は、将来ブラック企業に入社してしまうかもしれません。安全なキャリアを歩むためにも、ぜひチェックしてください。

経済的に余裕がない

貯金がないのに前の会社を退職してしまえば、生活をするためにすぐに新しい仕事を見つけなければいけません。焦って会社を探すことで、ブラック企業のサインも見逃しやすくなります。普通なら絶対に入社しない条件でも「背に腹は変えられない」と入社してしまうのです。

そのため、転職をするなら在職中に行うのがおすすめ。最悪、転職活動がうまくいかなくても今の会社で働けばいいからです。もしも仕事が忙しすぎて、会社を辞めなければ転職活動ができないのであれば、生活できるだけの貯金をしてからにしましょう。半年分の生活費があれば十分だと思いますが、理想は1年、少なくとも3ヶ月分の生活費は確保しておきたいものです。

スキルがない

アピールできるようなスキルがない人もブラック企業に入社しがちです。なぜなら普通の会社はスキルのない人を採用したがらないため、ブラック企業しか採用してもらないからです。採用試験に何社も受けていると、焦りや不安から視野が狭くなり「採用してくれるならどこでもいい」という考えにもなりかねません。普通だったら応募もしないような会社に応募してしまうのです。

では未経験の業界に転職できないかというと、そうでもありません。これまで働いた経験から新しい業界でも活かせそうなスキルをアピールすればいいのです。また、いきなり正社員になるのが難しいなら、副業などで経験を積んでから転職するのもいいでしょう。

企業分析ができない

転職活動には企業分析が欠かせません。どんな事業をしていて、どれくらいの規模の会社なのか、という表面的な情報はもちろん、何が強みなのか、どういう人が働いているのかまで調べるのが企業分析です。しっかり企業分析ができていれば、入社した後にどのように働くかもある程度イメージできるでしょう。

企業分析をしなければ、面接で聞いたことを鵜呑みにするしかありません。面接官は会社のいいことしか言わないため、それを全て信じていては「思っていたのと違った」となるのは当然です。客観的な情報を得るためにも、第三者的な立場の意見も探して検討しましょう。

企業分析は手間と時間がかかるため、仕事が忙しい人にとっては難しいかもしれません。そのような場合は転職エージェントを利用してみましょう。自分ひとりでは調べられない情報も手に入りますし、気になることがあれば気軽に聞けます。

キャリアプランの軸がない

転職活動の際に「こんな企業で働きたい」という明確なイメージを持っているでしょうか。このイメージが漠然としている人は、なんとなく会社を選んでしまうため、結果的にブラック企業に入社してしまう可能性も高くなるのです。

働きたい会社のイメージが明確ということは、自分がキャリアで大事にしている軸が分かっているということ。働く上で大事なのは「やりがい」か「給料」か「ワークライフバランス」なのか、人によって違いますし、一つに絞れるものではありません。

そして、自分にとって外せないものがわかっていれば、自分の価値観と大きく外れた会社は選ばないはず。もちろん、全ての条件を満たす理想の会社は見つからないと思いますが「5番目に大事なポイントははずれていた」としても、大きな問題にはなりません。自分にとって外せない条件は何か、その軸をもって転職活動をしてみましょう。

誤ってブラック企業に転職してしまったら

入社してからブラック企業だと気づいた場合、やるべきことは次の2つ。

  • できるだけ早く辞める
  • 残業代を請求する

ブラック企業の中には、辞めたいと言っても辞めさせてくれない会社もあります。精神的に余裕がないと、そのまま働き続けることにもなるので、余裕があるうちに辞めましょう。

辞めるコツは相手が引き止めづらい理由を作ること。「次の転職先が決まっているので」「実家に帰ることになって」など、嘘でもいいので考えましょう。どうしても辞めれない場合は「退職代行」を行っている弁護士の方に依頼するのがおすすめです。

また、未払い残業代がある方はしっかり請求するのも大事なポイント。残業代を請求する場合にはタイムカードやPCの打刻記録など、労働時間を立証する証拠が必要です。請求自体は会社を辞めてからでもできますが、証拠集めは間に行いましょう。

 

ブラック企業を許せないとお思いの方もいるかもしれませんが、そこで働く人がいる限りブラック企業はなくなりません。間違ってもブラック企業に入社しないよう、しっかりと未来を見据えた転職活動を心がけてください。

 

 

 

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