コラム:【年代別】転職を考える際の注意点
投稿日 : 2021.03.05
同じ転職でも、タイミングが違えば意識すべきことは違います。働き始めて10年目のベテランと1年目の新人では転職活動の仕方が変わるのは当然です。大事なのは、それぞれのタイミングに適した転職活動をすること。
今回は年代別に転職活動で注意するポイントを紹介します。自分の年代やキャリアに合わせて転職の戦略を考えましょう。
目次
うまく内定をもらえたものの、実際に働き始めてみたらイメージと全然違うということは珍しくありません。我慢して働き続けるのも一つの選択肢ですが、転職を視野に入れるのは決して悪いことではないです。
「入社してすぐに辞めたら、次に採用してくれる会社なんてないんじゃないか」と不安に思うかもしれません。しかし、辞めたいと思いながら働いても仕事に集中できませんし、スキルも身につけづらいです。転職するのが正解とは言えませんが、転職して自分に合った職場で働いた方がいい場合もあります。
もちろん、就職した会社をすぐ辞めることで、次のような悪い心象を与えてしまうことも事実です。
「嫌なことがあったらすぐに辞めてしまうのではないか」
「適当に会社を選んでいる=仕事の優先度が低いのではないか」
それにより転職できないかもしれませんし、仮に採用されてもその後の処遇に影響があるかもしれません。そのため、就職してすぐに転職したいと思っても、実際に行動を移すのは慎重になりましょう。
まずは改めて転職理由を考えてみてください。実は会社に期待しすぎているだけかもしれませんし、初めての仕事にただ慣れていないだけかもしれません。転職エージェントなどに相談して、客観的な意見をもらいましょう。
ただし、中には本当にブラックな会社のこともあれば、そもそも社風に合わないこともあります。「最低3年は働かないといけない」と我慢ばかりしていると、貴重な20代の時間を無駄にしてしまう恐れもあるので、転職を視野に入れながらも、本当に自分にとっていい選択なのか慎重に考えてみましょう
社会で数年働いてみると、入社前とは違う風景が見えているはずです。これからどんな会社が生き残れるのか、どんなスキルが必要になるのかなど、働く前は分からなかったことが分かってくるでしょう。
これまで知らなかったビジネスや業種を知ることにもなりますし、やりたいことが変わるのも珍しくありません。スキルが未熟な状態で転職するのは不安かもしれませんが、若さを武器に転職するのもおすすめです。
20代のうちはまだ「若手」の部類に入るので、やる気さえあれば未経験の仕事や業界にチャレンジしやすいと言えます。逆に30代ともなると、求められることもあるのでハードルが高くなってしまうでしょう。
20代は仮に失敗しても、その後の人生にプラスになるはずなので、キャリアの可能性を拡げて考えるのがおすすめです。多少無茶だと思うことにもチャレンジしてみてもいいでしょう。
30代ともなると、転職に求められるのは即戦力です。20代の転職とは意味合いが大きく変わるのを意識しましょう。20代で培ったスキルなどを軸に、次のキャリアを考える必要があります。
「同業界×同職種」で転職するのが成功率も高いですし、転職した後に活躍できる可能性も高いです。しかし、30代だからといってチャレンジできないわけではありません。これまでの経験を新しい仕事に昇華することでキャリアの可能性を広げることができます。
ただし、全く未経験の仕事よりも、業界か職種が同じ仕事を選ぶと経験を活かしながらもチャレンジができるでしょう。業務範囲の広い会社を選べば、これまでのスキルを発揮しながら徐々に仕事の幅を広げることができます。
30代の後半ともなると、単にスキルが求められるだけでなく、マネージャー的な役割がもとめられます。自分の力で成果をあげるよりも、チームを巻き込んでより大きな成果が出せるか、メンバーの成長に寄与できる力があるかが求められます。
必ずしもマネージャーという肩書を持っていたかが重要ではなく、プロジェクトの取りまとめや後輩の教育などの経験が評価される場合もあります。数値でアピールするのが難しいため、具体的なエピソードが話せると評価されやすいでしょう。
転職はキャリアを築いていく上で重要な役割を果たします。いい転職はそれだけで自分の人生をいい方向に変えてくれので、チャンスをものにするために転職の準備をしておきましょう。
転職を考えていないときでも、どんな会社がどんな人材を応募しているか見ていると、業界研究になります。自分のスキルや志向性を見直しておけば、これから何をしていくべきかが見えてくるでしょう。
転職の準備をすることで、結果的に今の仕事にプラスになることもあるので、常に転職を視野に入れてみてください。
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