COLUMN

コラム:次世代の建設業界の働き方!スーパーゼネコン5社の働き方改革

投稿日 : 2019.05.24

次世代の建設業界の働き方!スーパーゼネコン5社の働き方改革

長らくブラックな労働環境が横行していた建設業界。しかし最近では、遅ればせながらも「働き方改革」が実施され始めています。

まだ、建設業界全体に浸透していないとはいえ、業界トップのスーパーゼネコンではさまざまな取組が行われています。

今は一部企業だけの取り組みですが、今後は業界のスタンダードになるかもしれません。

建設業界の働き方改革の取り組み事例(1)竹中工務店

最初に紹介するのは、スーパーゼネコン5社の中でも唯一の非上場企業である、竹中工務店の働き方改革です。

社長主導の「ワークライフバランス向上委員会」の設置

注目すべきは、社長を委員長とした「ワーク・ライフ・バランス委員会」を設置していることです。経営者自らが働き方改革に取り組むことで、率先して同社の働き方を変えようとしています。

実際に委員会のメンバーが全現場を巡回し、従業員と「職場ダイアログ」を実施しています。現場から上がった様々な「働き方」に対する意見を吸い上げ、実のある働き方改革を実施しようとしています。

テクノロジーによって4週6閉所、8閉所にチャレンジ

働き方を変えるために、設計から維持管理に至るまで、全てのプロセスを変革しています。ICTを導入してデジタルでの情報管理を行い、協力会社を含めた生産性の向上を図っています。

それにより、以前では不可能といわれた4週6閉所、8閉所(4週間の間に6日、もしくは8日現場を止めること)にチャレンジしています。これが実現すれば、週休2日の実現もそう遠くはありません。

ワークプレイスの変革

働く環境の改革にも注力しています。東京本店や大坂本店では、オープンイノベーションが生まれるように、「吹き抜け階段」や「共創caféスペース」を作るなどの改修を行いました。

また、多様な働き方を実現するために、「共創コンシェルジュ」を導入したり、パフォーマンス向上のためにペーパーレス化を採用したりしています。

建設業界の働き方改革の取り組み事例(2)鹿島建設

次は、業界随一の技術研究所を有する、鹿島建設の働き方改革です。

労働時間削減のための3つの方針

鹿島建設では、労働時間を削減するために、以下3つの方針を打ち出しました。

  1. 時間外労働の削減
  2. ルーティンワークの洗い出し
  3. 残業の事前申告の厳正化

各社員はあらかじめ行動予定表をつくり、原則、時間通りに動きます。並行して各社員の業務配分を見える化することにより、業務の効率化を図っています。

また、20時以降の残業も事前申請として、申請のない残業は原則禁止しています。

鹿島スマート生産ビジョン

生産性向上のための施策として、「鹿島スマート生産ビジョン」を掲げています。スマートビジョンのコアコンセプトは、以下の3つ。(引用:鹿島建設プレスリリース「建築の生産プロセスを変革する 「鹿島スマート生産ビジョン」 を策定」)

  • 作業の半分はロボットと
  • 管理の半分は遠隔で
  • 全てのプロセスをデジタルに

具体的には、溶接を自動でできるロボットやドローンによる巡回、遠隔での施工管理などの技術やシステムを使った生産性向上の取り組みで、2025年の実現を目指しています。

建設業界の働き方改革の取り組み事例(3)大林組

業界でいち早く働き方改革に着手した、大林組の事例です。

3000台のiPadを導入

大林組は2012年に3000台のiPadを導入し、それまで紙で行われていた確認・記録作業などを電子化しました。さらにストレージサービスを導入し、データ管理も一元化することで、誰でもどの端末からでも情報を共有できるようにしています。

各種アプリーケーションを活用し、日常業務を効率可

iPadの導入に留まらず、様々なアプリケーションを導入することで、朝礼や新規入場者教育、会議システムといった日常業務の効率化にも成功しています。

建設業界の働き方改革の取り組み事例(4)清水建設

伝統的な寺社建築の実績が豊富な清水建設では、どのような働き方改革が行われているのでしょうか。

ロボット導入による作業効率化

「シミズ・スマート・サイト」と銘打ったプロジェクトを開始、次世代的な建築生産システムの導入をはじめました。

資材の搬送をロボットで行うことにより、作業効率を上げ、ロボットが稼働する工程に携わる人員の数を半減させることを目指しています。

Eラーニングによる教育体制

労働基準やグループの各基本方針を徹底するために、eラーニングを導入、受講率100%を達成しています。国際支店を含む各事業部門でも、コンプライアンス研修などを実施しています。

建設業界の働き方改革の取り組み事例(5)大成建設

最後に、公共事業に強みを持つ大成建設の働き方改革を紹介します。

テクノロジーによる生産能力の向上

大成建設ではIoTやビッグデータ、AI等を活用することにより、施工の効率化・自動化を図っています。また、3Dプリンターで新しい形状部材の制作などを行うことで、生産性の効率を目指しています。

協力会社との連携を強化

協力会社と連携して建設キャリアアップシステムの導入・運用の推進を行ったり、社会保険加入の指導継続などによる担い手確保・育成に向けた取り組みを実施しています。

スーパーゼネコン5社が働き方改革を積極的に推進していることで、建設業界全体の働き方が大きく変わり始めようとしています。

今後さらにテクノロジーなどが進化していけば、これまでの建設業界では不可能と言われていた週休2日制なども、当たり前の時代がくるはずです。

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