コラム:シンプル!これだけで宅建試験に合格できる勉強法
投稿日 : 2019.11.12
宅建試験は簡単に合格できる試験ではありませんが、しっかりと勉強すれば合格できる試験です。
本記事の内容を実践すれば、誰もが宅建試験に合格できるはずです。次の宅建試験で受験を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
宅建試験に合格するためには、以下の3つのことを実践しましょう。
それぞれについて解説していきます。
宅建試験に限らず、資格試験を受ける際にはまずは目標を設定することをおすすめします。
宅建試験の目標といえば「合格する」ということに他ならないでしょう。
また、ただ「合格する」だけでなく、「1回で合格する」ことを目標とするべきです。
健康状態が良くないなど、どうしようもない事情がある場合を除くと、今年頑張れなかった人は来年も頑張れない可能性が高く、ずるずると「毎年宅建試験を受験する」ことになってしまいかねません。
また、「1回で合格する」つもりで取り組んだのであれば、仮に落ちたとしても翌年の試験には合格できる可能性が高いでしょう。
「1回で合格する」という目標を定めるにあたり、まずは宅建試験の過去の合格点を確認しておきましょう。
年度 | 受検人数 | 合格人数 | 合格率 | 合格点 |
平成30年度 | 213,993人 | 33,360人 | 15.60% | 37点 |
平成29年度 | 209,354人 | 2,644人 | 15.60% | 35点 |
平成28年度 | 198,463人 | 30,589人 | 15.40% | 35点 |
平成27年度 | 194,926人 | 30,028人 | 15.40% | 31点 |
平成26年度 | 192,029人 | 33,670人 | 17.50% | 32点 |
平成25年度 | 186,304人 | 28,470人 | 15.30% | 33点 |
平成24年度 | 191,169人 | 32,000人 | 16.70% | 33点 |
平成23年度 | 188,572人 | 30,391人 | 16.10% | 36点 |
平成22年度 | 186,542人 | 28,311人 | 15.20% | 36点 |
宅建試験の合格点は例年30点~35点の間を行き来しており、高い時で36点~37点程度となっていることが分かります。
確実に合格点を突破するためには、目標点数を40点に設定しましょう。
40点を目標にしておけば、ちょとしたミスで実力の9割程度の得点しかできなかったとしても36点確保できます。
直前に解く過去問では、少なくとも40点以上を獲得できることを目指します。
次に、宅建試験は「権利関係(民法)」、「宅建業法」、「法令上の制限」、「その他関連知識」の4科目からなりますが、それぞれの科目ごとに目標点数を設定していきましょう。
まず、権利関係(民法)については例年14問前後、その他法令については毎年8問前後が出題されますが、合わせて5割~7割程度、正解することを目指しましょう。
権利関係(民法)については7問~10問程度、法令上の制限については4~6問程度です。
そして、宅建業法については例年20問前後、その他関連知識については8問前後に出題がありますが、9割~満点を目指します。
宅建業法については18~20点程度、その他関連知識については7~8点ということになります。
科目 | 出題数 | 目標点 |
権利関係(民法) | 14問 | 7~10点 |
宅建業法 | 20問 | 18~20点 |
法令上の制限 | 8問 | 4~6点 |
その他関連知識 (税・その他) | 8問 | 7~8点 |
合計 | 50問 | 36~44点 |
目標を設定したら、その目標を達成するために必要な時間を確保しましょう。
宅建試験の合格に必要な標準的な時間は、資格の学校TACによると350時間となっています。
参考:資格の学校TAC
その他、科目ごとの勉強時間の目安は、以下の記事に詳しくまとめているので参考にしてください。
参考:宅建試験の勉強時間ってどのくらい?科目ごとの勉強時間など解説
目標を設定し、目標を達成するのに必要な時間を確保したら、後はテキストで知識を入れ、過去問で確認していくだけです。
なお、テキストと過去問については以下の順番で進めていきましょう。
宅建業法のテキストを最初に解くのは、比較的平易で取っつきやすく、宅建試験の得点源となってくれるからです。
「20点(満点)を取る」つもりで、勉強を進めましょう。
次に、権利関係(民法)のテキストに移りますが、権利関係(民法)は宅建業法と比べて難解な部分も多く、理解するのに時間がかかります。
一方で、理解が進めば問題を解くのも楽しくなってくるので、最初は我慢が必要ですが、根気強く勉強を進めましょう。
権利関係(民法)が終わったら、法令上の制限の勉強となります。
法令上の制限は用途地域など暗記しなければならないことが多い科目です。
逆に言えば、暗記してしまえば得点できる問題も多く、暗記が得意な人は得意科目とすることができるでしょう。
3科目のテキストをそれぞれ3周できたら、新しい年度から過去問を解いていきましょう。
なお、その他関連知識については過去問を解きながら確認していけば問題ありません。
過去問を解いてみて、間違ってしまった部分や分からない部分は、その都度テキストに戻って復習することを繰り返します。
最終的には、全ての過去問で40点以上確保することを目指しましょう。
目標を設定し、勉強時間を確保し、テキストと過去問を解く流れについて解説しました。
宅建試験において、特に重要となるのが過去問を解くことです。
「1回で合格する」という目標を念頭に置きながら、過去問~テキストで復習の流れを繰り返して少しずつ理解を進めていけば、思ったより簡単に目標は達成されるはずです。
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