コラム:賃貸仲介営業ってどんな仕事?未経験でもできる?向いている人は?
投稿日 : 2019.04.05
不動産に関する営業の仕事の1つとして、賃貸仲介営業があります。
賃貸仲介営業とは、賃貸物件を案内して契約する仕事のことです。これまで賃貸物件に住んだことのある方であれば、ほとんどの方が賃貸仲介営業マンとは関わっているはずで、お仕事内容もイメージしやすいのではないでしょうか。
本記事では賃貸仲介営業についてお仕事内容や向いている人、必要な知識や経験、賃貸仲介営業の働き方等についてお伝えしていきます。
目次
ここでは、賃貸仲介営業のお仕事内容をご紹介していきます。
賃貸仲介営業の仕事の流れを簡単にご紹介すると、以下のようになります。
まず、インターネットやチラシ(現在では広告の多くがインターネットになっています)に物件の情報を掲載します。
お客様は広告を見て来店されるため、物件が魅力的に見えるように文章を考えたり、写真の見栄えをよくしたりと工夫を凝らします。
部屋の写真が古かったり、なかったりする場合は現地にいって写真を撮ってくることも大切です。
次に、広告を見て物件に問い合わせがあったらメールや電話で対応すると同時に、見学日の調整も行います。
直接来店された方はその場で要望をヒアリングし、時間が空いていればその日の内に案内することもあります。
1組のお客様に対し、2~3軒ずつは物件の案内するのが一般的です。土日だと1日に4~5組のお客様を案内することもあるため、内覧対応だけで1日が終わることも珍しくありません。
物件を案内して物件を気に入っていただければ、契約までの事務処理を行います。
契約までの事務処理については入居審査や家賃交渉、契約書や重要事項説明書の作成、初期費用の請求と入金処理などミスできない仕事が続きます。
契約処理は大変ですが、営業としては一番評価されるポイントですので、契約処理を終わらせると「やり切った」感覚に浸れるでしょう。
営業のやりがいといえばやはり「契約」をしてお客様から感謝され、会社から評価されることではないでしょうか。
そうした点から言うと、賃貸仲介営業は比較的短いスパンでお客様を案内し、契約まで進められるという点で魅力があると言えるでしょう。
契約以外のやりがいや魅力で言うと、多くの賃貸物件の中を見ることができることでしょうか。
豪華な賃貸物件を見る機会があるのは、この仕事ならではでしょう。
賃貸仲介営業は他の不動産営業職と比べ、比較的簡単に契約を決められる点は魅力です。しかし、1件あたりの契約単価が低いことが多く、1カ月に10件等本数を求められるのが一般的です。
賃貸仲介営業にはどんな資格やスキルが必要で、どんな人が向いているのでしょうか?
まず、賃貸仲介営業で賃貸契約をするには契約書の他に「重要事項説明書」を説明、交付する必要があり、これは宅建士の資格を持っていないといけません。
とはいえ、これは資格を持っていなければ他の資格者が説明すれば問題ありません。なので、必ずしも取得していないといけないわけではありません。
その他、不動産に関するスキルや知識、経験など必要なものもありますが、基本的にはどれも入社後に身につけていくことができます。不動産業界未経験でも特に問題なく、チャレンジできる仕事だといえます。
賃貸仲介営業は、1日に数組も新規のお客様を対応することもあることから、それが苦にならないことが求められます。また、契約に至るまでにはお客様の要望等を短い時間でしっかりくみ取る必要があるため、「相手の話を聞いてそれを元に提案できる人」が向いています。
とはいえ、いずれも仕事を続けていく内に慣れたり、習得したりできる能力ですので、「間取りを見るのが好き」、「たくさんの部屋を観てみたい」といった部分に魅力を感じている人にもおすすめです。
最後に、賃貸仲介営業のお給料や勤務時間など、働き方をみていきたいと思います。
賃貸仲介営業の年収は、DODAの平均年収ランキング
)によると、400万円(不動産仲介)となっています。
高くもなく、低くもないという印象を持たれたのではないでしょうか。
企業によって歩合の強い給与体系、基本給の強い給与体系等の違いはありますが、基本的には営業成績によって毎月の給料に違いが出ます。
なお、同じくDODAで賃貸仲介営業の求人を検索し、入社時の月給を大企業、中小企業、有名企業の3つに分類してみると、以下のようになりました。
●大企業:20~25万円/月
●中小企業:17~22万円/月
●有名企業:20~30万円/月
もちろん、もっと初任給が高い求人もあります。
賃貸仲介営業は、土日に見学に来られることの多いお仕事のため、一般的には土日は出勤となります。
休日は不動産会社の定番とも言える水曜日に加え、それと連なるように火曜日か木曜日のどちらかお休みで週2月8もしくは隔週2月6お休みといった形が多いです。
基本的には反響営業のため、夜遅くにお客様が来ること等なければ残業はそう多くありません。
ただし、2月~3月等の繁忙期では、特に土日は多くのお客様の案内に時間を取られ、契約書類作成等の事務処理を残業して行わないといけないことが多くなります。
賃貸仲介営業は1日に数件のお客様を案内し、月に10件程度契約を決める必要がありますが、それだけ多くのお客様から感謝される仕事だと言うことができます。
特に、営業職を希望する理由として「人が好き」といったことを挙げられる方におすすめできる仕事です。
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