コラム:不動産営業のイメージは「稼げるけどきつい」?本当はどうなの?
投稿日 : 2019.07.01
不動産営業の仕事は、「稼げる」、「専門知識が必要」、「ほかの業界よりもきつそう」といたイメージを持たれることが多いようですが、実際のところはどうなのでしょうか?
本記事では、不動産営業において代表的な3つの仕事についてご紹介していきます。
目次
最初にご紹介するのは「賃貸仲介営業」のお仕事です。
「賃貸仲介営業」は、部屋を借りたいというお客様に対して、大家さんから預かった管理物件や、一般に流通している賃貸物件をご案内して、契約=入居を決めてもらう仕事です。
賃貸仲介営業の一般的な仕事の流れは、以下の通りです。
賃貸仲介営業は基本は反響営業、つまりご連絡をいただいたり、来店いただいたりした方に提案をする仕事です。そのため、テレアポや飛び込み訪問などをする必要はありません。
営業にとって「契約」は特別な意味を持ちますが、来店したその日の内に契約の申込みを受けられることもある等、比較的短いサイクルの中で契約を経験できるため、やりがいを感じやすい仕事だと言えるでしょう。
一方で、不動産会社が受け取る仲介手数料は家賃の半月分が原則となっています。売上を達成するには、1カ月に何件も契約をこなす必要があります。
賃貸営業の平均年収は、都心と地方、大手と中小などで違いはありますが、概ね300万円~500万円程度が目安となります。
売買仲介営業や投資用不動産営業と比べるとインセンティブの金額が低いことが多く、高給は目指せませんが、安定した給料を得やすくなっています。
次に、「売買仲介営業」の仕事についてご紹介します。
店舗やモデルハウスに来店したお客様に、土地や一戸建て住宅、マンションなどを販売する仕事です。
不動産を「買いたい」というお客様(=買主)を担当することもあれば「売りたい」というお客様(=売主)を担当することもあります。
買主(不動産を買いたい人)に向けた、一般的な売買仲介営業の仕事の流れは以下の通りです。
一方、売主(不動産を売りたい人)に向けた売買仲介営業の仕事の流れは以下の通りです。
売買仲介営業も基本的には反響営業がメインとなりますが、1回の案内で決まることはそう多くありません。一般的には、1~2カ月で契約が決まりますが、決まらない場合は1年~2年担当することもあります。
賃貸営業と比べて取り扱う額が大きくなるため、1カ月で1~3件程契約を決めれば売上を達成できることが多く、じっくりお客様に向かい合うことができます。
お客様にとって一生に一回のお買い物になることも少なくなく、やりがいのある仕事だと言えます。
売買仲介営業の平均年収は300万円~500万円程となっています。しかし、賃貸営業よりもインセンティブの額が大きいのが一般的で、成績を残せば500万円以上の年収も目指せます。
最後にご紹介するのは、投資用不動産営業です。
投資用不動産営業は、資産運用を考えている方に向けて投資用のマンションを販売する仕事です。
店舗への問い合わせや来店もありますが、主に電話営業でお客様にアプローチしていきます。
投資用不動産営業の仕事の流れは、以下の通りです。
売買仲介営業よりさらに扱う金額が多くなり、商談相手も富裕層の方がメインとなります。
商品としては大きな差がないことが多く、営業力が試される仕事といえます。そのため、自分のことを気に入ってご契約いただけた時のやりがいは大きいです。
ただし、商談が決まらないうちは1日に100件以上のテレアポを行うこともあるなど精神的なタフさが必要です。
投資用不動産の平均年収は500万円~800万円程度とかなり高く、成績次第では20代で1,000万円を超える収入を手にすることもできます。
半面、インセンティブの割合が大きく成績が残せないと給料は少なくなります。
不動産の営業について代表的な「賃貸仲介営業」と「売買仲介営業」、「投資用不動産営業」の3つについて仕事内容や仕事の流れ、やりがい、平均年収などお伝えしました。
一口に不動産営業といっても、さまざまな種類があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
本記事で気になる仕事が見つかったら、ぜひ、それぞれについて詳しく調べてみることをおすすめします。
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