コラム:建築設計の仕事内容とは?未経験からの転職可能性の有無
投稿日 : 2019.05.06
建築設計の仕事は、建築主からの要望聞き取りや作成した図面のプレゼン、行政に提出する図面の作成、職人達をまとめる現場監督など、仕事内容が幅広いです。
1つの建物について幅広く携わることもあり、いざ完成した時は深くやりがいを感じられる仕事だと言えるでしょう。
本記事では、建築設計のお仕事について仕事内容や仕事のやりがい、年収や休日など働き方について等お伝えしていきます。
目次
建築設計の仕事内容は、どのようになっているのでしょうか。
建築設計の仕事には、構造設計や設備設計などさまざまなものがありますが、ここでは一般的な建物の設計に関する仕事の流れをご紹介します。
建築設計の仕事の流れは以下の通りです。
まず、建築主(お客様)の要望をヒアリングし、作成した図面のプレゼンなどをしながら打ち合わせを重ね、建築主の要望を図面に落とし込んでいきます。
要望が固まり、建築主が納得したら建物請負契約を締結。行政へ書類を提出し、許可が下りたら建築工事を着工します。
また、着工後は現場監督として職人へ指示、管理します。
なお、上記流れの内、1人でどこまで担当するかは会社によって異なります。
設計だけ、行政への提出書類の作成だけ、現場監督だけ、ということもありますが、すべて1人で担当することもあります。
自分の考えた建物が世の中に残る仕事です。
1つの建物を完成させるためには、どのようなコンセプトの建物なのかといった点だけでなく、電気設備や空調管理、給排水はどのようにするか等、細かなところまで設計する必要があります。
そうしたことにやりがいを感じられる人に、おすすめの仕事だと言えるでしょう。
建築設計には建物の知識や構造の知識、設備関係の知識等、幅広い知識が必要とされるため、仕事を始めてしばらくは下働きのような仕事が多いです。
また、現場監督を担当する際には、職人達を束ねていかねばなりません。
特に若いうちは、熟練の職人たちに舐められないようにする必要があります。
建築設計になるには、どのような資格やスキル、知識、経験が必要なのでしょうか。
建築設計に際し、建築士の資格が求められる仕事の場合、大学や専門学校、高校で建築について勉強していることが求められます。
建築士の資格を取得するには、上記の学歴が必要とされるからです。
(未経験でも実務経験があれば取得できますが、2級建築士の場合で7年の経験が必要になります)。
建築関係の業務未経験の場合、学歴がないと採用は難しいでしょう。
一方、建築関係の学歴があれば未経験でも転職可能で、転職後、仕事を通して知識をつけていくことも十分可能です。
建築に関する書類は膨大になることが多く、細かい書類の整理や緻密な計算が得意な人が向いていると言えます。
また、建築主の要望をヒアリングし、プレゼンしたり、職人を束ねたりする必要があるためコミュニケーション能力も求められます。
建築設計の給与や平均年収、休日等はどうなっているのでしょうか。
DODAの平均年収ランキング(https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/)を見てみると、設計(建築/土木)の平均年収は442万円となっています。
不動産営業と比べると平均年収は高い傾向にありますが、営業のように成果を挙げれば大幅に給料がアップする、といったことはありません。
建築設計について、大企業、中小企業、有名企業の入社時の月給を調べてみると以下のようになりました。
建築設計の勤務時間は9:00~19:00といった一般的なものが多いです。
建築主の要望次第で短期間で図面を作成する必要があったり、行政への資料提出で急がないといけなかったりすると、残業しなければならないこともあります。
休日は、住宅会社勤務の建築設計だと、住宅営業と同じく水曜日休みを基本に、前後の火曜日や木曜日の休みといった形が多いようです。
一方、職人や設備メーカーは基本的に土日休みとなるため、そちらに合わせて土日休みとしている会社もあります。
建築設計全体で見ると、土日休みの会社が多いでしょう。
建築設計の仕事は、世の中に自分の設計した建物が残る仕事です。
設計の際は緻密さが求められる一方で、建築主の要望をヒアリングし、職人に伝える必要があることからコミュニケーション能力も求められます。
未経験からの転職の場合、建築関係の学歴があるとよいですが、ない場合は2年間建築系の専門学校に通うことを検討してもよいでしょう。
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