コラム:賃貸マンションと賃貸アパートの違いは?種類や特徴をご紹介
投稿日 : 2019.07.30
一言で賃貸マンションといっても、さまざまな種類があることをご存知でしょうか。
今回の記事では、賃貸マンションと賃貸アパートの違いに加え、賃貸マンションの分類を見ていきたいと思います。
目次
賃貸マンションと賃貸アパートに明確な規定はなく、オーナーや不動案会社が物件をみて名前をつけているだけです。
とはいえ、構造による違いで判断しているケースが多いです。
具体的には、賃貸マンションは鉄骨造やRC造、SRC造なのに対し、賃貸アパートは木造か軽量鉄骨造でつくられています。
また、建物の規模では、賃貸アパートは2階建てから3階建て程度であることが多いのに対し、賃貸マンションは階数に特に制限はありません。
賃貸マンションに住むメリットには、以下のようなものがあります。
デメリットとしては、建築コストが高いためアパートに比べて賃料が高くなる傾向にあることです。
賃貸アパートのメリットは、建築コストが安く、マンションより家賃が低い傾向にあります。
一方、デメリットとしては遮音性に劣っていたり、防犯カメラやオートロックといった設備がないため、セキュリティ面での不安があります。
*上記はあくまで一般的な話であり、例外ももちろんあります
マンションには大きく分けて、分譲マンションと賃貸マンションの2種類があります。
分譲マンションと賃貸マンションとで明確に異なるのは、所有者の違いです。
分譲マンションは部屋を購入した人がオーナーになるのに対し、賃貸マンションはマンションを所有しているオーナー(大家さん)から部屋を借りるだけなので、所有権はオーナーのままになります。
分譲マンションと賃貸マンションとでは発生するコストも異なります。
賃貸マンションでは入居時に敷金、礼金を、入居中は毎月家賃や共益費を支払います。
一方、分譲マンションでは購入時に頭金を支払う必要があるため、初期にたくさんのお金が必要になります。
入居時 | 入居中 | |
賃貸マンション | ・敷金 ・礼金 ・仲介手数料 | ・家賃 ・共益費 |
分譲マンション | ・購入費用 ・不動産取得税 | ・住宅ローン返済 ・管理費 ・修繕積立金 |
分譲マンションは、デザイン性や充実した設備を売りにしていることが多いです。
一方で賃貸マンションは、「仮の住まい」として活用されることが多いため、設備よりも立地が重視されるケースが多いです。
最後に、賃貸マンションの種類について見ていきましょう。
鉄筋または鉄骨コンクリート造、3階建て以上、エレベーター付きといった特徴をもつ共同住宅。年数や立地により人気の違いが生じやすいです。
タワーマンションは一般的に、地上20階建以上の高層マンションのことを指します。
ジムやプールなど建物内部の共用施設が充実しているものが多く、設備の充実度や眺望のよさを売りとしている物件が多いです。
一方で、賃料や管理費が高くなる傾向にあります。
大規模マンションの定義に明確な決まりはありませんが、戸数の多いマンションのことです。
1カ所に複数棟のマンションが建てられていることもあります。
充実した共用施設が用意されていることが多いものの、戸数が多いことから1人あたりの負担を抑えることが可能となっています。
広い敷地が必要とされるため、駅近など立地のよいところにはできづらい傾向にあります。
建築デザイナーなどがこだわって設計したマンションで、部屋内部はもちろん、建物自体もおしゃれな造りになっています。
その分、賃料はやや高めとなっていますが他のマンションとの差別化しやすいのが特徴で、入居者を集めやすいと言えます。
分譲賃貸マンションは、分譲マンションのうち何部屋かを賃貸マンションとして貸し出している物件のことです。マンションのオーナーが転勤しているなどの理由で、一時的に貸し出しているケースもあります。
先述の通り、分譲マンションは賃貸マンションと比べて設備面や性能面に優れていることから、賃貸でありながらグレードの高い部屋に住むことができます。
賃貸マンションより家賃は高めですが、自分で購入するのと比べるとやすく住めることもあり、分譲賃貸マンションを狙って住まいを探す方もいます。
マンションの賃貸仲介営業では、上記のうちどれかではなく、すべての種類のマンションを扱うことになります。
いざそうなってしまっても困ることのないよう、本記事を参照にそれぞれのマンションの違いを理解しておいてください。
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