コラム:売買仲介営業の仕事とは?必要とされる資格や経験は?
投稿日 : 2019.04.15
売買仲介営業は中古住宅や中古マンションの他、土地や新築建売、投資用物件など幅広く「不動産の売買」に携わります。
会社によりメインで取り組んでいる商品は決まっていることが多いとはいえ、さまざまな知識が必要とされるお仕事だと言えるでしょう。
本記事では、売買仲介営業について、仕事内容や向いている人、必要な知識や経験、売買仲介営業の働き方などお伝えしていきます。
目次
売買仲介営業の仕事の流れを簡単に表すと、以下のようになります。
売買仲介営業は、一戸建てやマンションなどマイホームの購入を検討されている方に対しアプローチしていく仕事となります。
物件の案内時に、対象の物件を気に入ってもらえるように、事前に現地でよいところや悪いところを確認しておく必要があります。
また、そもそも物件に興味を持っていただくことも大切です。家の外観や内観を撮影し、物件の魅力を伝える文章を掲載するなどして、ネットやチラシ等で広告する必要があります。
案内後、お客様に気に入ってもらえたらローンの仮審査~売買契約~ローンの本申し込み~お引渡しといった流れで進めていきます。
売買仲介営業は、まず物件の魅力を上手に伝える話し方が求められます。
それに加え、不動産に関する知識や住宅ローン控除・固定資産税など税金に関する知識、住宅ローンに関する知識、火災保険に関する知識など幅広い知識が必要です。
それだけに、しっかりとした対応をすればお客様から大きな信頼を得るができます。
不動産のプロフェッショナルとしてお客様から信頼を得られるのがこの仕事の魅力の一つだと言えるでしょう。
売買仲介営業でお客様に案内する物件は、その多くが一般流通物件、つまり他の不動産会社でも取り扱うことのできる物件です。
商品で他の営業マンと差をつけることができない以上、営業マン自身を気に入ってもらう必要がありますが、そこには競争が生まれます。
そうした競争に勝ち抜いていくために、日々自分の営業スキルや知識を磨く必要がある点は大変なところだと言えるでしょう。
売買仲介営業になるには、何か特別な知識や経験が必要とされるのでしょうか?
まず、売買仲介営業になるために事前に必須とされる資格やスキル、知識、経験はなく、未経験から始めることは十分に可能です。
もちろん、事前に不動産の知識があったり、営業職の経験があったりすればプラスに働きますが、基本的には業務に取り組んでいく中で習得できるものだと言えます。
なお、宅地建物取引士の資格を保有していると売買契約時の「重要事項説明書」を読むことができるため、選考には有利に働くでしょう。
売買仲介営業に向いている人はいろいろな人と積極的にコミュニケーションできる人です。
売買仲介営業は、金融機関や司法書士、売主、買主、保険会社、ハウスメーカー、他の不動産会社など、さまざまな業種、立場の人とやり取りする必要があるからです。
その他、「不動産が好きな人」や「金融知識を持っている人」、「人と話すのが好きな人」なども売買仲介営業に向いているでしょう。
最後に、売買仲介営業のお給料や勤務時間など働き方をご紹介します。
売買仲介営業の平均年収をDODAの「平均年収ランキング(https://doda.jp/guide/heikin/gyousyu/)」で見てみると、400万円となっています。
ただし、売買仲介営業の多くが営業成績に応じた成果給を導入しています。そのため、成果を挙げた人はより高い年収を得られ、一方で成果を挙げられなかった人は平均年収より低い年収となってしまうでしょう。
なお、大企業、中小企業、有名企業で分けた時の入社時の月給を調べてみると以下のようになりました。
売買仲介営業は、土日にお客様を案内することが多く、平日は土日の案内のための準備等を行うのが一般的です。
なお、休日は毎週水曜日に加え、火曜日か木曜日のどちらかを毎週、もしくは隔週で休みといったスタイルにしている会社が多いです。
お客様の日程に合わせて自分のスケジュールを組む必要があるため、土日など案内で忙しい日は残業となることが多いです。
また、平日の仕事終わりに来店される方もいらっしゃるため、そうした日は残業となることもあるでしょう。
売買仲介営業は、いくつかある不動産関係のお仕事の中でも、取り扱う仕事が幅広く、必要とされる知識も多い不動産のプロフェッショナルだと言えるでしょう。
大変ではありますが、それだけにやりがいのある仕事です。
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