コラム:不動産会社によるホームページを活用した集客について解説
投稿日 : 2019.10.21
以前はチラシや雑誌が主流だった不動産の集客も、今では多くがインターネットに主戦場を移しています。
これから不動産会社への転職を考えている方は、ホームページなどインターネットに関する知識が欠かせないと言えるでしょう。
本記事では、不動産会社に転職した場合、どのようにホームページに携わる可能性があるかや、どのようなホームページが集客につながりやすいかなどお伝えしていきます。
目次
賃貸仲介にせよ、売買仲介にせよ、今では利用者の多くがホームページや大手不動産情報サイトなどインターネットで物件を検索しています。
このことから、不動産を紹介する不動産会社の社員としてもホームページなどインターネットに携わる機会が多くなっています。
例えば、営業社員の場合、自分で物件の写真を撮り、自社のホームページに掲載することも珍しくありません。
会社によっては、事務職の社員が上記の業務を担うこともあるでしょう。
昨今では、ホームページでどのように集客するかが課題となっている不動産会社も多いです。
インターネットに関する知識をしっかり身につけておけば、活躍できる場はぐんと広がります。
不動産会社のホームページの目的は、集客することです。
売買仲介の会社であれば不動産を買う人や売る人を、賃貸仲介の会社であれば賃貸物件を探している人にサイトへ訪問してもらい、最終的には契約を目指します。
では、自社ホームページへの訪問者を増やすにはどうしたらいいのでしょうか?初歩の初歩ではありますが、まずは以下のようなことを実践するとよいでしょう。
まずは、自社のサイトがどれくらい検索されているかを調べます。
自分のサイトのどのページが、どのくらいアクセスがあるかについては、専用のツールを駆使する方法もありますが、もっとも簡単なのは検索してみることです。
例えば、東京都中央区を商圏にしている会社であれば、「中央区 不動産」とGoogleやYahooで検索して、何ページ目の何番目に自社のサイトが表示されるかを見ましょう。
上記の調べ方で、1ページ目の上位の方に自社の名前が登場するようであれば、かなり集客力の高いホームページだということができます。
一方、3~4ページ目以降に表示されるようであれば、検索サイトからの流入はあまり見込めない可能性が高いといえます。
*より詳しく調べるには、Search ConsoleやGoogle AnalyticsといったGoogleのツール(無料)を導入する必要があります。こうしたツールを使用したい場合には、システム開発の担当者に相談してみてください。
次に、「中央区 不動産」と検索したときに表示される競合他社がどのようなホームページになっているかを確認しましょう。
上位1~20社程度まで見られるとよいです。
実際のところ、自社のホームページの戦略を自分だけで決めるようなことはほとんどないかと思います。
しかし、どんなサイトが上位に表示されているかを知っていることは大切なことです。
上位表示されている会社のホームページでは物件情報がどのように掲載されているかを見て、自分で物件を掲載するときの参考にしてもよいでしょう。
ホームページを確認したり、分析したりするときには、必ず「スマホから見てどう見えるか」も意識しておきましょう。
ホームページで物件情報を更新するときはホームページからすることが多いかと思いますが、実際に物件情報を見る方の多くがスマホを利用しているからです。
もちろん、物件情報を掲載するときは、「スマホからどのように見えるか」を確認したうえで掲載すべきだといえます。
インターネットを活用した集客を考えるときは、ホームページだけでなくSNSを活用することも考えましょう。
FacebookやInstagramの会社のアカウントがあるのであれば、その運用を任されることもあるはずです。
会社にアカウントがない場合にはアカウントの開設を提言してみるのもよいでしょう。
また、不動産会社の一社員であっても、個人でビジネス用のSNSアカウントを作成して、集客に役立てている人もいます。
特に営業職を希望している方は、SNSでの発信や運用をマスターしておけば、会社の集客によらない営業活動を実現しやすくなり、一目置かれる存在になれるでしょう。
ここ数年~十数年程で不動産を探す人の多くがインターネットを活用することになりましたが、以前はチラシや雑誌が主流で、不動産会社側は未だ手探り状態であることも多いです。
不動産会社の上層部の方達の中にはそうした情報に疎く、若い人の力に期待していることが少なくありません。
そうした中、インターネットに強く、実際に集客につなげられる力のある方は、会社から重宝される存在となりやすいです。
そのような視点でインターネットを活用した集客力を身につけておくと、転職活動の際にも、転職した後にも多いにその力を役立てることができるでしょう。
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