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コラム:注目の職業「コミュニティマネージャー」とは。仕事内容や必要なスキルを紹介

投稿日 : 2020.06.19

注目の職業「コミュニティマネージャー」とは。仕事内容や必要なスキルを紹介

注目の職業「コミュニティマネージャー」とは。仕事内容や必要なスキルを紹介

数年前から「AIに仕事を奪われる」という議論がなされていますが、AIに限らず仕事は時流を読んで選ぶことも重要です。時代によって存在感を薄める仕事もあれば、新しく生まれる仕事もあります。アメリカでは数年前から「コミュニティマネージャー」という職種が注目を集めており、日本でも徐々にその名を広げています。

この記事では「コミュニティマネージャー」とはどのような仕事なのか、どのようなスキルが求められるのか紹介します。時代に合った仕事を探している方は参考にしてください。

コミュニティマネージャーとは

コミュニティマネージャーとは、その名の通り「コミュニティ(共同体)」を「マネージ(管理)」する人のことを指します。ただし、コミュニティと言っても様々な種類がありますが、仕事として注目されているコミュニティとは「オンライン・コミュニティー」であることがほとんど。最近ではFacebookやTwitterをはじめとしたSNSをビジネスに活かしている企業が増えています。そのようなオンライン上のコミュニティをうまく管理していくのが「コミュニティマネージャー」の仕事と言えるでしょう。

コミュニティマネージャーはIT企業やWEB関連の企業から導入されはじめましたが、今ではあらゆる企業が導入し始めています。その背景には企業と顧客との関係性の変化が挙げられるでしょう。従来は企業は一方的にサービスや商品をユーザーに提供するだけでしたが、現代のユーザーたちは企業との双方的なコミュニケーションを求めています。コミュニティを作ることでユーザーとのコミュニケーションがスムーズになり、サービスの改善やユーザーのロイヤリティを上げることに寄与できるのです。

コミュニティマネージャーの仕事内容

コミュニティマネージャーの目的は「コミュニティを活用して事業を活性化する」ことで、具体的に仕事内容が決まっているわけではありません。ただし、その中でも多くのコミュニティマネージャーが行っている仕事を整理して紹介していきます。

企業が顧客とつながるための「場」を作り運用する

コミュニティマネージャーはまずはコミュニティを作らなければいけません。コミュニティの会員となるのは、企業の顧客たちです。SNSやイベントを駆使して、ユーザーが集まるための「場」を作ります。様々なコンテンツを用意し、メンバーが集めて盛り上げていくのがコミュニティマネージャーです。

公式SNSの運用

SNSを活用して外部に発信していくのもコミュニティマネージャーの仕事です。コミュニティが外部からどのように見られるのか、どんなメッセージを伝えるべきかを考えて運用していきます。また、イベントを開催する時は盛り上げるためにも公式SNSを活用します。今やSNSの活用方法は様々なため、コミュニティを盛り上げるためにあらゆるシーンで使うことになります。

コミュニティの声を拾い上げる

企業がコミュニティを作る大きな目的の一つが「顧客の声を集めること」です。顧客との距離を縮められるコミュニティは、その目的を果たすのにとても有効的です。コミュニティを盛り上げるだけに終始するだけでなく、メンバーたちがどのような要望や感想をもっているか広い、企業との橋渡し役にならなければいけません。

コミュニティマネージャーに求められるスキル

コミュニティマネージャーになるには、どのようなスキルが求められるのかも見ていきましょう。

コミュニケーションスキル

コミュニティを盛り上げていくには、メンバーとのコミュニケーションが必要不可欠になります。オフラインでのコミュニケーションはもちろんこと、オンラインでのコミュニケーションが必要なため、「伝えたいことを正確に伝えられるワードセンス」が求められるでしょう。普段からSNSを使う際に、自分の言葉に意識しながらオンラインコミュニケーション力を磨いていくのがおすすめです。

変化への柔軟に対応

コミュニティは生き物なため、自分の思ったとおりには動きません。そもそもコミュニティマネジメントという考え方も生まれたばかりなので、答えはあってないようなものです。そういった中で、常に何が最適か考えて変化に対応していく能力が求められます。今の時代は、どんな仕事も変化への対応が求められますが、多くの人と関わるコミュニティマネージャーはその中でも高い対応力が求められるでしょう。

ビジネスへの理解

コミュニティマネジメントは、ただ人を集めて盛り上げればいいわけではありません。目的はあくまでも「ビジネスを活性化する」ことなので、コミュニティの盛り上がりをどのようにビジネスに還元するかが重要です。そのため、ビジネスを正しく理解しておかねければ、コミュニティを十分に活用できないでしょう。

 

 

コミュニティマネージャーは、日本ではまであまり知られていない職種なので、その仕事内容は明確に決まっているわけではありません。逆に言えば、いち早くコミュニティマネジメントのスキルを磨くことで、自分の市場価値を高めることができるでしょう。どんな仕事をすればいいか迷っている方は、ぜひコミュニティマネジメントについて学んでみてはいかがでしょうか。

 

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